葬儀社における夜間当番の “本当の” 辛さとは?

葬儀社における夜間当番の “本当の” 辛さとは?

葬儀社様向け電話代行サービス「六花」でございます。葬儀専門のコールセンターとして、主に夜間帯における突発の葬儀依頼などを葬儀社様に代わって受注代行しております。

さて、今回は葬儀社様の夜間スタッフの辛さとは、、、このあたりを下記にて簡単に解説してまいります。昨今、少なくない葬儀社様からの弊社への電話代行依頼のご注文の背景、少なからずこのあたりにあろうかと存じます。

——

① 休みなのに、休んだ気がしないのです

夜間当番で一番大きいのは、実際に電話が鳴った回数だけではありません。

「電話が鳴るかもしれないと思って、ずっと気が抜けない」
「家にいても自由な休日という感じがしない」
「寝ていても、電話が鳴ったら起きなきゃと思っている」

実際の現場にいる当番様の感覚です。

特に葬儀社の場合、夜中に突然「ご逝去されたので搬送をお願いしたい」という連絡が入る可能性が多々あります。そのため、電話が鳴らなかったとしても、いつでも仕事に戻れる状態で待っていること、そのものが現場の当番様の精神的な負担になっていることでしょう。

②夜中に起こされることより、その後がつらいのです

例えば午前2時に電話が入り、搬送に出る。仕事自体は1~2時間で終わったとしても、

「帰ってきてから目が冴えて眠れない」
「結局、朝までほとんど寝られない」

こんなことがほとんどです。

そして翌朝、
「今日も普通に出勤です」
となると、本人からすると本当に厳しい。

本人としては、
「夜中に仕事をしたのに、翌日は何事もなかったように通常勤務を求められる」
こんな不満につながっているかもしれません。

③ 当番の日は、家族との予定も入れられない

夜間当番があると、
「子どもの行事があっても、何かあったら途中で抜けなきゃいけない」
「家族と食事をしていても、電話が気になる」
「遠出できない」
こんな問題もあります。

つまり、会社から見れば「自宅待機」でも、
本人からすると、
「会社から完全には解放されていない時間」
になっているわけです。

④ 電話が鳴らない日はラッキー、ではないのです

経営者側からすると、
「夜間の電話が少ない=負担が少ない」
と考えがちですが、

現場の当番は、
「電話が鳴らなくても、鳴ったらどうしようと思っている」
というピリピリとした状態です。

特に経験の浅い社員の場合、
「自分一人のときに難しいご遺族から電話が来たらどうしよう」
「搬送先や安置場所について判断を間違えたらどうしよう」
という不安も少なからずつきまとうでしょう。

単に件数だけでは夜間当番の負担は測れないということです。

⑤ 結局、ベテランが呼ばれる現実

葬儀社では、夜間に何か特別な問題が起きたとき、
「ベテランのAさん、あるいは管理職のBさんに聞けば分かる」
というのが決まってしまうことが多々あります。

すると当番表では公平に見えても、
「新人の当番がいても結局ベテランに電話が来る」
「管理職だから夜中でも相談される」

という状態になることが多々あります。
結果として、見えない夜間労働が発生することに繋がります。

⑥ 夜間当番をやりたくないと言いづらい

これは心理的な大きな問題です。
葬儀業界は「人の最期に関わる仕事だから、多少の負担は仕方ない」という空気が生まれやすい。

そのため、
「夜間当番がきつい」
「睡眠が取れない」
と言うと、
「この仕事を選んだんだから仕方ない」
と思われそうで言い出せない。

とにかく周りの目があるのです。

本当は心身ともに限界に近くても、我慢してしまう人が後を絶たない背景です。

⑦ 夜間当番をやる人と、やらない人の差が大きい

例えば、
・夜間当番を担当する社員
・管理職
・搬送担当
・電話だけ受ける社員
・翌朝から勤務する社員
などで千差万別で負担が異なります。

ところが給与や手当はほとんど変わらない。
「同じ給料なのに、なんで自分だけ夜中に起きなきゃいけないの?」
という不公平感が生まれます。

これは単純な金額の問題ではなく、
「会社は自分の負担を分かってくれているのか」
という気持ちの問題ともとれます。

また、現場の本音を本質的にまとめますと、
夜間当番をする人が本当に嫌なのは、単に「夜中に働くこと」だけではありません。

「いつ呼ばれるか分からない状態で拘束され、それを会社から十分に評価されないまま、翌日も普通に働くこと」
それこそに不満がたまりやすいのです。

「夜間の仕事が何件あったか」ではなく、
「夜間当番によって、その人の生活と睡眠がどれだけ奪われているか」
ここを見る必要があります。

経営側が特に注意したいポイント、
それは夜間当番制度が “なあなあ” で長く続くと、
最初は「まあ、葬儀社だから仕方ない」で済んでいても、
徐々に、不満 → 疲労 → 当番拒否 → 人間関係悪化 → 退職
という流れになりやすい。

特に危険なのは、
「辞めるほどではないけど、ずっと不満を抱えている人」
が増えること。

弊社は夜間における葬儀社様の電話代行を一手に請け負っております。夜間における人手不足にお困りの葬儀社様、既にコールセンターをご利用の葬儀社様、あるいはコールセンターをご利用にない葬儀社様も https://rikka-call.net/#contact こちらからまずは無料相談をお声掛けくださいませ。